プチ食養生のすすめ -おすすめ食材5つ まだ春編- | 佐賀県鳥栖市の動物病院は「ときわ動物病院」

佐賀県鳥栖市 ときわ動物病院

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プチ食養生のすすめ -おすすめ食材5つ まだ春編-

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お役立ち情報

常盤祐希

監修者:常盤 祐希

  • ときわ動物病院 医院長
  • 所属:佐賀県獣医師会、動物臨床医学会、臨床五月会

現代医学では完治できない疾患であっても、うまく病気と付き合っていけるように東洋医学やアロマテラピー、薬膳などを取り入れるなど医療の幅を拡げることで動物達が、家族みんながよりよい生活を送るお手伝いをさせていただきたい。
人と動物が共に充実して生きていける優しい世界を一緒に創っていきましょう。

やってきました春。とうに桜が散り新卒・新入学の皆様ワクワク感も薄れてきた頃でしょうが、誰が何といってもまだ春。春は気温差も激しく体調も崩れやすい季節。東洋医学では「肝」の季節。すなわち肝の司る自律神経が乱れやすいのでイライラしたり怒りっぽくなったりしがちに。肝が弱い子は環境の変化などストレスからも負担がかかり、情緒不安定になったり体がだるくなったりします。それは春に気の流れが悪くなりやすいため。今回はそうした流れの悪くなった気を巡らせて、なおかつ血や水も補充して体調を整えるためにぜひとも加えていただきたい食材を紹介します。

あさり

ご存じ二日酔い・・・もとい肝の特効薬、あさり。それは体にたまった余分な熱や水分を取り除いてくれるから。つまり熱感を抑えて咳や痰を止めイライラやむくみもとる。その一方で、五臓に潤いを与えてくれるのでのどの渇きや肌の乾燥にも効果があります。陰虚体質の子に合いますが、胃腸の弱い気虚血虚の子や体の冷えやすい陽虚の子は少なめにあげましょう。

 

実はそのまま食べると消化しにくい上、熱を鎮めてむくみをとる効果は身にはありません。よって殻ごと煮だしてスープとして与えるのがおすすめ。例えばあさりだしとしてフードにかけておじや風にするか、飲み水に混ぜてスープ代わりに飲ませると良いかもです。あさり、おいしい!

 

キャベツ

誰もが知る万能食材、キャベツ。胃の熱を抑えて脾胃の機能を回復し、消化を助けて気を巡らせる。さらに臓器の機能調節をしてくれるので胃もたれや食欲不振時にもおすすめです。しかも腎に働きかけるので、幼年時の発育促進やアンチエイジングになり体質問わず使えて使い勝手が良い。気虚、血虚、気滞、瘀血体質に合いますが、陽虚の子には少し足りないので体を温める食材を併用しましょう。

 

有名なビタミンUは芯に多く含まれているので、まるっと全部いただきます。例えば細かく刻んでふりかけるか、柔らかく茹でてあげると良いでしょう。ただしビタミンUは水に溶け出しやすいので、刻む時は先に洗ってから切ること。つまり胃腸への効果を期待するなら生のほうがベスト。キャベツ、おいしい!

 

たけのこ

古事記や日本書紀にも登場するほど古より親しまれてきた、たけのこ。余分な熱を冷ましてイライラや眼の充血を鎮め、水分代謝を促してくれるので便秘解消にも効果的。しかも気の巡りも活発化するので、から咳やのどの不調にも改善効果が期待できます。実は白は肺に関連する色(五色という)なので、白い食材はだいたい咳やのどに良い!覚えておきましょう。体を冷やすので気虚、血虚、陽虚の子はほどほどに。

 

実は生のたけのこは収穫した時点から風味が落ちエグみが出てきます。まずは先端を切り落として縦に切れ目を入れて、皮付きのまま早めに米ぬかと共に茹でてあく抜きが必要。よって扱いがマジ大変なので、市販の水煮パックを使うと便利です。とはいえ、食物繊維も豊富で消化しにくいので細かく刻んであげましょう。たけのこ、おいしい!

 

セロリ

はい、春の代表食材ですねセロリ。これは体内の余分な熱を冷まし血行を良くしてくれるのでイライラや眼の充血を抑えます。実は香り成分であるアピインが気の巡りを促進するので、好き嫌いはイナメナイと思いますが香りが強いほど効果的。しかもカルシウムやカリウムも豊富なので安眠を促すリラックス効果や、余分な水分をとってくれるデトックス効果に優れます。(ただし乾燥セロリにはこの効果はありません)気滞、瘀血体質の子にぴったり!青は肝に関連する色(五色)なので、青い葉物野菜は気を巡らせてくれるものが多いです。

 

使い方としては刻んで炒めたり、スープのダシとして煮込んだりすると良いでしょう。ちなみに葉っぱに水分が吸い取られていくので、保存する時は葉っぱと茎は切り離して別々に。作用効果は葉っぱの方が強いのでやれるだけ頑張ってみましょう。セロリ、おいしい!

 

 

黒きくらげ

私のイチオシ食材、それがこの黒きくらげ!なぜなら食養生で困ったらとにかく入れときゃ、なんとなくぽくなる万能食材。ラーメンの上にこっそりのってたり八宝菜に地味に紛れ込んでたりするアイツです。血を補い、血の関連する様々な諸症状に有効なもはや食べる輸血剤。すなわち陰虚、血虚、瘀血、気滞体質の子に合う。さらに血熱(体にこもった熱が血にまで及んだ状態)を鎮めて浄血し、血の滞りも解消するので出血性疾患にも効果的。黒は腎に関連する色(五色)なので、アンチエイジングに良いものが多いので参考に。ちなみに白きくらげは効果が違いますのでまたの機会に。

 

生きくらげはかゆみや痛みを引き起こすポルフィリン化合物があるので必ず加熱を。干していれば消えています。ただし乾燥きくらげはお湯で戻すと栄養成分が壊れてしまうので必ず冷水で戻すこと。ちなみに消化しにくいので細かく刻むか圧力なべを使って柔らかくなるまで煮込むと食べやすいです。要はなんといっても味がないのでどんな食材に合わせても邪魔をしない、マーベラス!黒きくらげ、おいしい!

 

 

まとめ

この季節や体質に合わせたおすすめの食材をほんの少し紹介してみました。実はこれは人の食生活にもばっちり応用できます。そこで、うちの子が、なんなら自分自身がどんな体質なのか知りたい方は開業記念プレゼントに同梱もしくは院内で配布しているプチ診断ツールを使えばホラ簡単!受付で「体質診断のヤツください」って言ってみましょう。

 

さぁ、今日からアナタも Let’s プチ食養生!

次回もよろしくです!